Makun考察

哲学や教養についての基礎的な物事と社会一般に応用できる実践的な物事に対する考察ブログ

相手の教養水準を高く期待しすぎて「難しい言葉」を使ってしまう人

こんにちはmakunです

言葉遣いについてです。

 

しばしば、頭の悪い人が「分かり易く説明してくれる人が頭のいい人だ」「難しい言葉を使う人は知的ぶってるだけ」と主張することがあります。

もちろん、本質的に「難しい」言葉というものはありません。「難しい」は相対語句で普遍的な概念ではありません。個人の尺度に基づいた結果「難しい(知らない)」と判断することがあるだけですね。

 

さて、「難しい言葉」を使ってしまう人はなぜ「難しい言葉」を使ってしまうのでしょうか?

僕の個人的な意見としては相手の教養水準に期待しすぎるからだと思います。

無意識に「このくらい当然分かるだろう」という判断が下されているために、期待された教養水準より低い教養水準の人からしたら「難しい」言葉が使われるのです。

 

必ずしも、「難しい言葉を使う人は知的ぶってるだけ」ではないのです。教養水準の低い人はレッテルを貼るのをやめて、分からなければ素直に言葉の意味を聞きましょう。

 

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

 

といいますが、経験上、日本人には「聞かぬは一生の恥」を実践に移している人が多いですね。アメリカの人は遠慮なくWhat does it mean?とすぐに聞いてきます。参考にしましょう。